Continuous KPTA

チームが成長し続けられるふりかえり支援ツール。

何かを行ったら、その行動と、行動の結果を確認し、未来の行動へとつなげていく活動が「ふりかえり」です。
個人でのふりかえりも自己内省という点でも十分に効果がありますが、チームでのふりかえり会は、各メンバーの内面が言語化され共有することで、アイデアの創発、人間関係の活性化など、チームがよりチームとして機能的にふるまえるようになるなど、個人でのふりかえりに比べて多大なメリットを享受できます。
ふりかえりと相性のよい思考フレームワークとして、KPTAがあります。KPTAは、Keep、Problem、Try、Actionの4つの視点を持ち、具体的に行動可能なアクションまで検討するという特徴を持ちます。
Continuous KPTAは、KPTAフレームワークを活用したふりかえり会をより良く行えるように支援する、オンラインツールです。


Continuous KPTAの特徴

正しく進められる

ふりかえり会の進行を支援します。
ふりかえり会の成果が上がらない理由の多くは、ふりかえり会の進め方が正しくないからです。
ふりかえり会は、ネガティブな雰囲気の反省会となり意見がでなかったり、紛糾してしまって収集がつかなくなるなど、うまく進行できずに、成果が上がらないという状況になることもあります。
しかし、ファシリテーション機能を活用することで、会をスムーズに進行できるようになります。
会議運営ルールや進行アジェンダの提示、ラウンドロビンによる意見の共有、投票による意見の絞り込みなど、会の進行を円滑にする機能が充実しています。
もちろんお一人のふりかえりにもお使いできます。思考のステップをなぞることで、アイデアの整理が一人でも行いやすくなります。

ファシリテーション:複数人の力を引き出しの成果向上を促進すること。

どこでも使える

PCがあればネットーワーク経由でどこでもふりかえりが行なえます。
同じ場所でみんなで集まってふりかえり会をするときはもちろんですが、在宅勤務や、リモートワーク環境でも、一緒にふりかえり会を行なえます。
複数のPCから同時に1つのKPTAボードでふりかえりが行なえます。他の人が貼った付箋を編集したり、付箋同士を関連付けたりできます。
同じKPTAボードを開いてれば、手元に付箋とペンがあるのと同じです。誰かが話した言葉を、他の人が代わって付箋に書いてKPTAボードに貼ってあげれば、会話が空中戦になってしまって、話は盛り上がったけど、結局何の話をしたかは忘れてしまった、というような状況を避けることができます。

手軽に使える
PCがあればすぐに使えます。
手書きの場合は、付箋紙やペンなどの準備が必要ですし、いざというときに付箋紙の在庫がなくなったり、ペンがかすれて字が書けないなど事前の準備が必要です。
また、手書きで字が汚くて読めなかったり、文章を考えながら書くと書き損じがでますが、ツールならば何度でも書き直しができます。

チーム状態が良い場合、悪い場合に使われる単語を検索することで、今後のチームの変化の兆候をとらえやすくなります。悪くなってしまう兆候が見つかれば、早い段階でチームの立て直しが図れます。

テキストデータとして、クリップボードへのコピーできます。クリップボードのテキストデータを付箋としてKPTAボードに貼り付けできます。
行動に移せる
KPTA(Keep、Problem、Try、Action)フレームワークの特徴は、具体的なアクションまで落とし込めます。
ふりかえりの現場では、KPTが用いられことが多いのですが、ふりかえるだけで終わってしまい、改善結果が生まれるような行動に結びつきにくいという問題があります。この原因は、行動可能な具体的なアクションまで考えていなかったり、考えるとしてもが個人任せになってしまうことにあります。KPTAフレームワークを用いることで、アクションまで一気に考えやすくなり、行動が促進されます。

過去のふりかえりの結果を参照することで、何ができるようになってきたのか較でき、成長も実感できます。

ふりかえるだけで改善されない、チームが成長できないという状況とはおさらばです。

Continuous KPTAは様々なふりかえりにお使いいただけます

システム開発チーム

ソフトウェア開発や、メカ設計、基板開発などのシステム開発チームでご利用できます。
複数の専門分野の人が集まった混成チームなど、巨大、複雑なチームになるほど、課題も増えていきます。
開発を進めていきながら、開発プロセスの改善や、成果物の質の向上にお使いいただきます。
他のチームのKPTAボードを見ることで、自チームの改善のヒントにもなります。

コールセンター

お客様とのやりとりの中で気づいたことや、改善のアイデアを共有するのにご利用いただけます。
また、お客様とのやり取りの中で、多くのストレスがたまりやすくなります。公式に不満を話せる場として、ふりかえり会を行うことで、ストレスの低減や、不満の中から運営や対応方法を改善するきっかけづくりにもなります。

医療チーム

様々な専門科、勤務体系という複雑な組織の中でのプロジェクト運営でご利用いただけます。
現場で発生した問題をその場で対処はするが、共有ができずに同じような問題が繰り返し発生するという状況はありませんか。しかし、全員が集まって話す場を作るのは困難。このような状況に、いつでも気軽に問題を共有できるツールとしてお使いください。

目標管理/人材育成

OKR、1on1、MBOなどの目標管理の手法と組み合わせてご利用いただけます。
目標を立て、行動計画まで落とし込んでも、想定外のことが発生して、計画通りには進められないことはありませんか。個人で定期的にふりかえりを行い、状況に応じて行動計画や目標そのものを見直すツールとしてお使いください。

趣味/健康管理/自治会

ビジネスシーンに限らず、プライベートでもご利用いただけます。
趣味の集まりや、資格の取得、健康管理まで、ふりかえりを必要とする場面ならば、どこでも使えるツールです。

  • 社会人スポーツチーム、スポーツ少年団
  • ボーイスカウト、カブスカウト
  • 英語学習
  • ダイエット
  • 子供の夏休みの宿題

機能紹介

意見の関連付け

KPTAボードに貼られている意見同士に関連付けが行なえます。
KPTAの特徴は、Problemに対するTryだけを考えるのではなく、Keepに対してもTryを考えることです。この関係を分かり易くするように、KPTAボードのレイアウトが工夫されています。
また、関連付けは残せますので、KeepやActionの源泉をたどれます。

過去セッションの参照

セッションごとに意見の色を変えることで、意見の世代管理が行なえます。
過去の全セッションと比較ができ、自分たちがどのように成長してきたかをふりかえることができます。
過去のセッションの意見やレイアウトは変更ができませんので、エビデンスとしても活用できます。

ファシリテーション

ふりかえり会の進行をしやすくするファシリテーション機能が充実しています。

  • グラウンドルールや、アジェンダを提示できます。
  • ラウンドロビンで意見を共有できます。
  • KPTAボードに貼られている意見へ投票や、コメントができます。


プラン

金額は全て税抜き表示です。

個人向け

Solo 無料
まずはお試しで
・KPTAボードは3枚まで利用できます。
・複数人でのふりかえりは行えません。
Buddy 2,000円
一人や仲間とのふりかえりに
・1回お支払いいただければ、使用期限なしで、Buddyの機能をすべて使えます。
・KPTAボードは5枚まで利用できます。
・3人まで同時にふりかえりが行えます。

企業 / 官公庁 / 教育向け

Small 5,000円/月
小さな組織のふりかえりに
・ユーザーアカウント5人分含みます。追加により最大10人まで利用できます。
・KPTAボードは10枚まで利用できます。
Enterprise 50,000円/月
大きな組織のふりかえりに
・ユーザーアカウント20人分含みます。アカウント追加の制限はございませんので何人でも同時にふりかえりが行なえます。
・KPTAボードの枚数は無制限です。
ユーザーアカウント追加 900円/人/月
Small、Enterpriseでユーザーを増やす場合、1人ごとに料金が発生します。

月額例
・Smallで10人利用時は、9,500円。基本:5,000円+5人追加:900円×5人
・Enterpriseで30人利用時は、59,000円。基本:50,000円+10人追加:900円×10人

動作環境

  • Windows / Chrome、Firefox
  • Mac / Chrome、Safari
  • Ubuntu / Chrome、Firefox

トレーニング/参考書籍

KPTAふりかえりのトレーニングを提供しています

KPTAふりかえり会を使って、PDCAを回す方法を体験を通じて学んでいただく研修です。
短時間で、PDCAサイクルを回すことで、改善が進み、チームとしての成長が実感できます。
チームファシリテーションとは、仕事の見える化と、素早いPDCAサイクルを組み合わせたチーム運営手法です。
CheckとActの実践方法として、KPTAふりかえりを行います。

KPTAふりかえりが学べる書籍です